国内外ニュース大型恐竜も「抱卵」か つぶさないよう並べ方工夫
2018年05月16日 09:27
![]() 巣で卵を温めるオビラプトロサウルス類の復元図(服部雅人氏提供) ![]() 大型のオビラプトロサウルス類の巣の化石(中国・河南省地質博物館所蔵、名古屋大提供) 調べたのは、恐竜の中でも鳥に近い「オビラプトロサウルス類」。体長8メートル、体重2トンの大型種だ。 卵や巣の化石を分析。卵の殻にある気孔と呼ばれる小さい穴の数が少なく、抱卵する種の特徴を示していた。 名古屋大博物館の田中康平特別研究員(古脊椎動物学)は「卵のない中心にうずくまり、羽毛が生えた腕を広げて直射日光など卵を守り、温度などを管理していたのではないか」と述べた。
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