土石流、熱海市長を告訴・告発 遺族「盛り土危険除去せず」

8/16 16:45
 告訴・告発状を提出後に記者会見する小川泉さん=16日午後、静岡県熱海市

 昨年7月の静岡県熱海市での大規模土石流を巡り、犠牲者遺族ら4人は16日、同市の斉藤栄市長(59)への業務上過失致死容疑での告訴・告発状を熱海署に提出した。崩落の起点となった土地で違法な盛り土造成が続いていると認識していたのに危険を除去しなかった上、被災当日も下流の住民を避難させる業務上の注意義務を怠り、27人を死亡させたとしている。

 兄(71)を亡くした小川泉さん(68)は記者会見し「責任の所在を明らかにすることが(被災した)伊豆山地区のためになる」と訴えた。

 前代未聞の「人災」は、造成を認めた行政のトップが住民から告訴・告発される異例の事態に発展した。

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関連写真

 告訴・告発状を提出後に記者会見する小川泉さん=16日午後、静岡県熱海市
 静岡県熱海市で発生した大規模土石流の起点=2021年7月
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