国連の気候変動に関する政府間パネル(IPCC)は20日、今世紀末の気温上昇幅が1・5度を超える恐れが強まっており、この水準に抑えるには2030年に世界の二酸化炭素(CO2)排出を現状から半減させる必要があるとの報告書を公表した。今後10年間の対策が人類や地球に「数千年にわたり影響を与える」と警告、各国に抜本的な対策を急ぐよう求めた。
地球温暖化の重大な被害を回避するため世界はパリ協定の下、産業革命前からの気温上昇を1・5度に抑えることを目指している。報告書は「気温は既に1・1度上昇しており、対策を強化しなければ今世紀末に最大3・4度の上昇になる」と予測した。
1・5度抑制のためには、19年と比べたCO2排出量を30年に48%減、35年に65%減とするなど短期間で大幅削減が必要だと強調。メタンなどを含む温室効果ガス全体でも30年に43%減、35年に60%減が求められるとした。各国は今後、35年の削減目標を策定予定で、影響を与えるとみられる。
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