香港証券取引所は28日、経営再建中の中国不動産大手、中国恒大集団と傘下2社の株式取引を停止したと発表した。債務再編の遅れなどが影響した可能性がある。
恒大とともに取引停止となったのは、電気自動車(EV)メーカーの恒大新能源汽車集団と不動産管理の恒大物業集団。
恒大の株式取引は2021年12月期決算を発表できずに、昨年3月に停止されていたが、今年8月に約1年5カ月ぶりに復帰。傘下の2社も7〜8月にそれぞれ停止されていた株式の取引が再開されていた。
恒大は今月24日、子会社の恒大地産集団が当局の調査を受けていることを理由に、新たな債券発行の基準を満たせない状態にあると発表した。
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