国内外ニュース乳児揺さぶり死、父に無罪 「暴行認定できず」大阪地裁
2018年11月20日 19:02
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大阪府吹田市の自宅で、生後約1カ月半の次男を揺さぶって死亡させたとして、傷害致死罪に問われた楢崎淳二被告(32)の裁判員裁判の判決で、大阪地裁は20日「頭部を揺さぶる暴行を加えたとは認定できない」として無罪を言い渡した。求刑は懲役6年だった。大寄淳裁判長は判決理由で、次男陸ちゃんの脳内の損傷や眼底出血について、落下などによる打撲によって生じた可能性を否定できないとする医師の証言などから「揺さぶりで負傷したと言うには合理的な疑いが残る」と指摘した。 大阪地検の畝本毅次席検事は「判決内容を精査し、適切に対応する」とのコメントを出した。
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