東京都文京区の東大前の歩道で大学入学共通テスト受験生ら3人が刃物で襲われた事件で、現場近くの東京メトロ南北線東大前駅構内の少なくとも8カ所で着火剤のような物が燃える不審火が確認されたことが16日、捜査関係者への取材で分かった。殺人未遂容疑で逮捕された名古屋市の私立高2年の少年(17)が「火を付けた」と話しており、警視庁は執拗に放火を試みたとみている。
捜査関係者などによると、不審火は駅のホームから地上出口までの場所で確認。防犯カメラには刺傷事件直前に少年が火の付いた着火剤のような物を手にしている姿が写っていた。
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