気象庁は2月1日正午から、ビルの高層階を長時間にわたり、ゆっくりと揺らす「長周期地震動」の予測を緊急地震速報の発表基準に加える。4段階ある階級のうち3以上が予想される地域が対象。家具類が動くなどして命に関わる重大な災害を引き起こす恐れがあり、身を守る行動に役立ててもらう。
緊急地震速報は最大震度5弱以上の揺れが予想される地震について震度4以上が見込まれる地域に出る。今後は長周期地震動の階級3以上が予想される地域であれば、震度3以下でも速報の対象になる。
長周期地震動は地震の規模が大きいほど発生する。
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