両親「成長見られず悲しい」 鹿児島、生後7カ月の園児死亡で

6/3 17:26

 鹿児島県姶良市の興教寺保育園で、生後7カ月の女児がすりおろした生のリンゴを食べた後、意識不明の重体となり、死亡した事故で、両親は3日、代理人弁護士を通じ「娘の成長を見ることができないと思うと、悔しくて悲しくてたまらない」との文書を報道機関に寄せた。

 重大事故に当たるとして、市は検証委員会を設け、5日に初会合を開く。

 両親の文書などによると、母親は女児の入園前、加熱するなどして果物を食べさせていると説明し、園側は「生の果物はあげないようにする」と回答していた。

 国は2016年3月、リンゴは誤嚥・窒息につながりやすいとして、離乳食完了期までは加熱して与えることを推奨している。

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