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ロボット月探査を提言 政府懇談会

2010年07月29日 21:40
 政府の宇宙開発戦略本部の「月探査に関する懇談会」(座長・白井克彦早稲田大総長)は29日、ロボットによる月探査計画の推進を求める報告書をまとめた。

 近く、前原誠司宇宙開発担当相に提出する。今後の宇宙開発計画の策定に生かされる。ただ、計画には2020年までに計約2千億円が必要と試算しており、推進するには予算が競合する科学衛星などの開発とどう整合をとるかが課題となる。

 報告書は、15年に月の表側に探査機を軟着陸させ、20年に月の南極域に無人の探査拠点を設置。ロボットによる数カ月間の探査を目指すことを提言している。

 また、将来の有人宇宙活動についても言及。20年ごろまでに約900億円をかけ、宇宙と地球を飛行士が往復するのに必要な技術の研究開発を進めるべきだとした。

 懇談会は昨年6月にまとまった宇宙基本計画が示した月探査の方針をより具体化するために当時の麻生政権が設置。約1年、議論を続けてきた。
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