アルツハイマーの進行抑制　ｉＰＳ創薬で探した既存薬、京大

6/30 14:42
　記者会見する京都大の井上治久教授（中央）ら＝３０日、京都市左京区（京都大提供）

　京都大の井上治久教授（神経内科学）らのチームは３０日、遺伝子変異が原因で起こる家族性アルツハイマー病の患者を対象に治療薬候補の臨床試験（治験）を実施した結果、病状の進行を抑制する傾向を確認したと発表した。チームは人工多能性幹細胞（ｉＰＳ細胞）を薬の研究開発に生かす「ｉＰＳ創薬」の手法で、効果が期待できる薬を特定していた。

　既存薬はパーキンソン病の治療で使う「ブロモクリプチン」。家族性アルツハイマー病の患者８人を薬と偽薬を飲むグループに分け、２０週間毎日投与した。

記事・写真などの無断転載を禁じます

関連写真

　記者会見する京都大の井上治久教授（中央）ら＝３０日、京都市左京区（京都大提供）
写真・画像の無断転載を禁じます。
[PR]
健康経営優良法人2022　　 やましんＳＤＧｓビジョン
山新健康フォーラム　県民健康講座　レディースセミナー　新聞読み方講座　ＮＩＢ講座　ワーケーション　やましんサロン　スクープ！情報募集　読者の参加コーナー　カメラ３６０°

注目！ #教育デジタル地図　#高校野球　#モンテ　#安倍元首相銃撃　#モーニング野球　#明日につなぐ地域医療　#Ｕ-39紙上歌会　#インスタ

「科学・環境・医療・健康」のニュース一覧

主要 スポーツ 社会 政治 経済 国際 文化・芸能 科学・環境・医療・健康 暮らし・話題
[PR]