県内企業ニュース

【荘内銀行】実質業務純益が増

 フィデアホールディングス(HD、仙台市)は12日、2018年9月中間決算を発表し、傘下の荘内銀行は純利益が前年同期比18・0%減の9億5500万円だった。有価証券利息配当金、貸出金利息など資金利益の減少に加え、9店舗の移転統合に伴う減損損失計上、法人税負担増加が主因となり、最終減益になった。経費削減により本業のもうけを示す実質業務純益は増えた。

 一般企業の売上高に相当する経常収益は資金利益が減り、8・7%減の115億5100万円。経常利益は国債等債券売却損が減少し、8・2%増の15億2200万円となった。

 有価証券利息配当金の減少は金利リスクの低減に向け、債券を中心に所有する有価証券を減らしたため。前期に計上した本店建て替え費用など経費が減少し、実質業務純益は56・0%増の12億円、債券関係損益を除いたコア業務純益は1・7%減の14億9700万円だった。

 9月末の預金残高(譲渡性含む)は流動性預金は増えたが、インターネット支店の個人向け、地方公共団体向けが減り、507億3700万円減の1兆2719億9800万円。貸出金残高は339億6600万円減の9209億7600万円で、住宅ローンや地方公共団体向けが減った。

 金融再生法に基づく不良債権の総額は231億6千万円で、今年3月末に比べ7億7500万円減った。不良債権比率は0・04ポイント改善して2・46%となった。自己資本比率は0・30ポイント上昇し9・68%となった。

 フィデアHD連結の純利益は30・7%減の21億6100万円、経常収益は5・0%減の235億4300万円、経常利益は12・3%減の32億3200万円。同じくフィデアHD傘下の北都銀行(秋田市)の純利益は33・9%減の10億4千万円、経常収益は0・9%減の112億6200万円、経常利益は16・9%減の15億3400万円だった。

 また、フィデアHDは同日、19年3月期通期の連結業績予想を上方修正し、発表した。純利益は5月発表の28億円から34億5千万円に、経常利益は32億円から44億円にそれぞれ修正。荘内銀行単体では、純利益は14億円から16億円に、経常利益は15億円から20億円にそれぞれ修正した。

(2018年11月13日付山形新聞掲載)

→県内企業ニュース一覧に戻る

まずは会員登録を
ダイヤモンド就活ナビ2018
まずは会員登録を
ダイヤモンド就活ナビ2018