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野良猫と共存目指し資金募集、避妊や餌に


「地域猫活動」では特定の場所での餌やりなどルールを決めて世話をしている=山形市

 山形新聞社が進める購入型クラウドファンディング(CF)「山形サポート」の第2弾として、地域で野良猫を世話する「地域猫活動」に取り組む山形市のみしま町内会が資金募集を始めた。野良猫に去勢・不妊手術をして繁殖を抑え、地域ボランティアが餌やりやトイレ管理を行って野良猫との共存を目指している。

 捨てられた野良猫が空き家に住み着き、住宅地がふんや尿で汚されるなどの被害が増えている。山形市中心部の緑町や七日町を区域とするみしま町内会でも苦情が相次いでいたが、会議を重ねて地域ぐるみで野良猫を世話することを決め、昨年秋に「地域猫活動」をスタートさせた。

 やっかいものと見られる野良猫を殺処分で解決するのではなく、去勢・不妊手術によって数を増やさないようにし、餌やトイレも管理して猫を見守っている。

 地区内では約20匹の野良猫が確認されており、これまで8匹の猫を捕獲して手術を行った。町内2カ所の民家で朝と夕方の決まった時間に餌を与え、地域の猫が食べ終わったら片付けるよう徹底。トイレの砂場は2カ所に設け、猫が好むマタタビを置いて誘い、しつけを試みている。

 住民一体となって「地域猫活動」に取り組むのは県内初で、モデルケースとしても注目を集めている。

 一方、猫の手術、餌やトイレ用の砂の費用など支出も多く、資金の確保が活動継続の鍵となっている。

 CFで募る資金目標は70万円。資金は残りの猫の手術費をメインに、餌や消耗品の購入、子どもたちを対象にした活動イベントの開催などに当てる。返礼品は金額に応じ、サポーター証、活動報告冊子、地域猫への命名権などが受けられる。3日現在、18万円が寄せられている。募集期限は3月末。

 インターネットで資金を募るCFは、大衆(クラウド)と資金調達(ファンディング)を意味する造語。山形新聞社は地方創生につなげようと「山形サポート」の専用ホームページを開設した。荘内銀行との連携を核に、山形銀行、きらやか銀行、県などと提携し夢の実現を支援している。

[2017年2月4日掲載]