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シャキシャキ食感しっかり 「菊芋ゆべし」誕生


独特な食感が絶妙な「菊芋ゆべし」=長井市成田

 キクイモを使った新商品開発が進む長井市で、新たに「菊芋ゆべし」が誕生した。同市成田の老舗菓子店「日進堂」が開発した。キクイモ独特の食感が、ゆべしのおいしさを引き立てる絶妙な味に仕上がった。

 同市では長井商工会議所が中心になってキクイモの特産化が進む。同商議所によると、長井産キクイモは国内の他産地に比べて食物繊維イヌリンの含有率が高く、高評価を得ている。

 「商工会議所から商品開発の相談を受け挑戦した。お菓子にどう生かせるか当初は心配した」。日進堂の3代目味田功一社長(74)は振り返る。

 「引き受けた以上、中途半端なものは出せない」と何度も試行錯誤を繰り返した。キクイモの乾燥チップや粉末を試したが、粉末では特徴が出ないと判断、チップに絞った。カステラでも試したが、納得いく結果は得られなかった。

 チップとゆべし粉を一緒にふかしてみたものの、シャキシャキ感が出ない。最後は、特製シロップにキクイモチップを10日間ほど漬け込み刻んだ上で、ふかしたゆべし粉に練り合わせてみた。「シャキシャキした食感が残り、満足いく菓子に仕上がった」

 菓子作りを始めて50年以上になる味田社長。「徹底して試作を繰り返したため時間もかかったが、地域おこしに少しでも役立てれば」と話した。

 4個入りで320円。食べやすいように一口サイズにした。同店のほか、同市の市民直売所「菜なポート」でも扱う。問い合わせは日進堂0238(88)2477。

 同市ではこれまで、キクイモそばや菊芋みそ餅が開発された。長井菊芋研究所(飯沢徹代表社員)は、山形新聞社が進める購入型クラウドファンディング「山形サポート」で資金(目標150万円)を募り、新商品開発を目指している。募集期限は今月末。問い合わせは山形新聞メディア部023(622)5265。

[2017年3月24日掲載]