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雪蔵で農家所得向上 尾花沢の「楽酒楽粋」


雪蔵に酒などを入れてふたをする楽酒楽粋のメンバー=11日、尾花沢市

 山形新聞社が進める、購入型クラウドファンディンング(CF)「山形サポート」第5号プロジェクト「雪ぐらで極上の酒熟成」に取り組む、農事組合法人ドメーヌ楽酒楽粋(らくしゅらくすい・尾花沢市、落合喜久男代表)が、資金募集を始めた。雪蔵を使った豪雪地ならではの農家所得向上を目指している。

 楽酒楽粋は2014年に発足し、16年4月に法人格を取得した。現在市内農家を中心に9人、賛助会員を合わせると約30人が所属。山形大の横山孝男名誉教授が事業を監修している。

 夏に作物を栽培し、秋に収穫。冬に雪蔵に貯蔵し春に熟成させ、初夏に蔵出し、販売という年間サイクルを目指している。貯蔵に雪や稲わら、スイカ栽培で使ったビニールを活用することでエコにこだわった。

 今年はメンバーが市内で栽培した酒造好適米「山田錦」を使い、朝日川酒造(河北町)が醸造した酒100本(1本720ミリリットル)などを貯蔵。3月11、12の両日、市内横町2丁目にある事務所脇の畑に直径10メートル、高さ5メートルの雪山を造り、内部に酒のほか、リンゴ、コーヒー豆などを入れた。東日本大震災発生と同じ時期に電気を使わず作業することで、震災の教訓を思い出す意味もあるという。

 5月28日に現地で蔵開きを行い、市内の銀山温泉旅館で新酒発表会を開く。CFで募る資金目標は120万円。支援に対する返礼品は、1万円で貯蔵酒1本や尾花沢産スイカ2玉、5万円は銀山温泉旅館のペア宿泊券を用意。30日現在、9万円が寄せられている。募集期限は5月15日。

 CFは、インターネットを通して県民の資金調達を応援する事業。山形新聞は地方創生につなげようと「山形サポート」の専用ホームページを開設した。荘内銀行との連携を核に、山形銀行、きらやか銀行、県、レディーフォーと提携し夢の実現を支援している。問い合わせは山形新聞メディア部023(622)5265。

[2017年3月31日掲載]