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支援のお返し届けたい 目標額達成の2プロジェクト


長井産のキクイモ。長井菊芋研究所が新商品開発を進めている

 山形新聞社などが、インターネットを通して県民の資金調達を応援する購入型クラウドファンディング(CF)「山形サポート」。これまでに「キクイモの商品開発」「地域猫活動」の2プロジェクトが目標金額を達成した。その後、支援者への返礼品贈呈はどうなっているか、今後の活動方針などについて取材した。

「キクイモ商品開発」―今年中には新商品も
 健康にいいとされるキクイモによる地域活性化を目指し、商品開発費を集めた合同会社長井菊芋研究所(長井市、飯沢徹代表社員)。山形サポートの第1号プロジェクトとして目標金額を150万円とし、最終的に170万1千円の支援を受けた。資金集めをバックアップした長井商工会議所の塚田弘一専務理事は「支援者は74人にもなる。本当にありがたい」と話す。

 同研究所は、寄せられた資金を使い、菊芋サプリメントやクッキーの開発を急いでいる。地元の製薬会社や菓子メーカーに試作を依頼し、いずれも夏には販売する予定。菊芋茶のティーバッグも手掛けるほか、そばやうどんの乾麺作りにも挑む。昨年秋に始まった生イモの収穫は現在、最終盤で、出荷は5月上旬で終了する見込みだ。

 「まずはサプリメントなどを開発し、皆さまに健康をお届けしたい」と飯沢代表社員。「支援者には今年中に新商品を含めて返礼品を贈りたい。もう少しお待ちいただければ」と今後の予定を話している。


ポストカード用に子どもたちから集まったイラストを広げる相橋恭子さん=山形市

「地域猫活動」―報告やポストカード
 野良猫に去勢・不妊手術をし、地域に戻す地域猫活動費を集めた山形市の「みしま町内会」。第2号プロジェクトとして目標額を70万円に設定し、80万5千円まで伸びた。代表の相橋恭子さんは「こんなに応援してもらえるなんて思いもしなかった」と語る。

 返礼品はお礼状や猫との共存サポーター証などを準備したが、費用のかかるものには「その予算を活動費に回して」という声をもらった。多くの人が選んだのは、返礼費用も活動に充てる「応援コース」だった。同コースの支援者には、活動報告書を送る。「猫の様子や地域の変化といった成果を伝えたい」と相橋さん。同コースに次いで希望の多かったポストカードは、子どもたちが描いたイラストで作る。5月中の発送を目指す。

 野良猫への対応に悩む地域は少なくない。今後、獣医師を交えた勉強会や地域見学会を開くことも計画する。「これからが大切。猫と共存できる地域づくりを広める」。相橋さんはそう決意している。

 山形新聞は、地方創生の推進を目指し、地元3銀行、県などと連携し、山形サポートを運営している。問い合わせは山形新聞編集局デジタル推進部023(622)5265。

[2017年4月16日掲載]