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高畠、稲作継承と景観再生へ


育苗箱をビニールハウス内に並べる馬頭環境保全会のメンバーら=今月15日、高畠町馬頭

 山形新聞社が進める購入型クラウドファンディング(CF)「山形サポート」の第8号プロジェクトとして、資金募集が行われている「耕作放棄地で酒造り」。高畠町の馬頭東集落の住民が一丸となり、コメ作りの継承と景観の再生に取り組む。

 馬頭東は30世帯ほどが暮らす山間部の集落で、古くから稲作が盛ん。一方で65歳以上人口が35%超と高齢化が進み、農業従事者は4人にまで減少。耕作放棄地が目立つようになった。

 そこで全世帯が加入する馬頭環境保全会(猪野国雄会長)が立ち上がった。プロジェクトでは、5年前から放置されている約30アールの土地を水田に復元。保全会メンバーが共同で農作業に取り組み、酒米「出羽燦々(さんさん)」を育てる。収穫したコメを原料に、地元酒造店と協力して吟醸酒の開発に挑む。

 今月7日、保全会メンバー10人ほどが栽培予定地近くの用水路を掃除した。15日には、苗を育てるビニールハウスに約20人が集合。種をまいた育苗箱を軽トラックから降ろし、ハウス内に手分けして並べた。

 猪野会長は「時代の変化とともに集落内での交流が少なくなっている。住民が絆を確認するきっかけになれば」と話し、「住民一丸で景観を再生する素晴らしさを全国に発信したい」と支援を呼び掛けている。

 CFの目標金額は50万円。整地作業やビニールハウスの建設費に充てる。支援金額に応じた返礼品として、開発した吟醸酒や町内産つや姫、稲刈り体験などを用意。22日現在で4万円が寄せられている。募集期限は6月11日。問い合わせは山形新聞編集局デジタル推進部023(622)5265。

[2017年4月23日掲載]