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農業通じ若者の力に


収穫作業を行う我妻拓也さん(右)と妻飛鳥さん。新規雇用や若者の就労体験を受け入れていきたいと意気込む=米沢市上新田

 山形新聞社が進める購入型クラウドファンディング(CF)「山形サポート」の第9号プロジェクトとして、「若者の就農支援」の資金を募集している我妻拓也さん(32)=米沢市上新田。「農業の力で人も地域も笑顔にしたい」と意気込みを語る。

 我妻さんは妻飛鳥さん(32)のコメ農家の実家を手伝う中で、手を掛けた分だけ成果を実感できる農業の魅力にのめり込み、3年前に2人で野菜農園「笑伝~EDEN(えでん)」を立ち上げた。3人の子どもを育てながら、1.5ヘクタールの畑でキャベツ、スイカ、キュウリを主体に栽培。少しずつ生産規模を拡大している。

 実家を手伝っていた5年ほど前、若者の就労支援などを行うNPO法人With優(同市)を通して一人の青年と出会った。一緒に農作業をし、大変さも楽しさも共有した。社会にうまくなじめなかったその青年がどんどんたくましくなっていく姿を目の当たりにし「人を元気にする農業の力を感じた」と我妻さんは話す。

 「一緒に農業を頑張ってみたい」という青年の思いを受け、経営的にはまだまだ厳しい状況ながら今年からスタッフとして雇用することにした。愛情を注いで育てた野菜は市内の店舗などから直接注文が入ることもあるが、妻と2人では対応に限界を感じていた部分もあった。「自然の中でやりがいを感じることができる農業を通して若者の力になりたい」。我妻さんは新規就農者を受け入れることにした。With優と連携した就労体験も引き受けていく考えだ。

 CFの目標金額は100万円。雇用を増やすため生産規模を拡大し、安定した経営基盤づくりに取り組む。支援金額に応じた返礼品として、大玉スイカや取れたて野菜の詰め合わせボックス、農業体験パスポートなどを送る。2日現在、24万3千円が寄せられている。募集期限は6月5日。

 一方、山形サポートが資金募集しているプロジェクトのうち、第4号「命の重さを伝える本配布」(上山市、山川喜市さん)、第5号「雪ぐらで極上の酒熟成」(尾花沢市、農事組合法人ドメーヌ楽酒楽粋)の募集期限が迫ってきた。2日現在の支援額は、本が目標金額150万円に対し29万円(期限今月19日)、酒は120万円に対し45万2千円(15日)。双方の実行者は、一層の支援を呼び掛けている。問い合わせは山形新聞編集局デジタル推進部023(622)5265。

[2017年5月3日掲載]