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地方創生へ 資金調達支援


各プロジェクトの資金を募集している「山形サポート」のホームページ。申し込み、問い合わせもできる

 山形新聞社は、ホームページ(HP)などを通して県民の資金調達を支援する購入型クラウドファンディング(CF)「山形サポート」に取り組んでいる。最大の目的は地方創生の推進だ。既に13プロジェクトの実行者が申し込み、うち三つが目標金額を達成した。ほか6事業が現在、資金を募集している。残り四つが順次、募集に移る。第1号プロジェクトの募集開始から3カ月すぎたのを機に、資金集めの現状などを紹介する。

 山形サポートが、これまで申し込みを受け付けたプロジェクト数は13。このうち第1号「キクイモの商品開発」(長井市、長井菊芋研究所)は目標金額150万円に対し170万1千円、第2号「地域猫活動」(山形市、みしま町内会)が70万円に対し80万5千円、第3号「ミツバチの繁殖・安定供給」(真室川町、大沼有一さん)が100万円に対し114万3千円を集めて資金募集を成功させた。

 現在、資金を募集しているのは▽命の重さを伝える本配布(上山市、山川喜市さん)▽雪ぐらで極上の酒熟成(尾花沢市、農事組合法人ドメーヌ楽酒楽粋)▽「父と暮せば」初の東京公演開催(南陽市、古川孝さん)▽フルーツワインの商品開発(東根市、阿部利徳さん)▽耕作放棄地で酒造り(高畠町、和田地区馬頭環境保全会)▽若者の就農支援(米沢市、我妻拓也さん)-の6プロジェクト。

 先月28日現在の支援額は、本配布が目標金額150万円に対し29万円、酒熟成は120万円に対し45万2千円、東京公演は55万円の半額を超える35万円、ワイン開発は128万円に対し13万5千円、耕作放棄地は50万円に対し5万円、就農支援が100万円に対し18万円となっている。このほか、4事業が申し込んでいる。

 資金募集を成功させたキクイモは、当初支援の動きが鈍かったが、長井商工会議所が全面的にバックアップし、終盤には盛り上がった。地域猫は、「猫の命を救いたい」という人の間で支援の輪が広がり、1カ月余りでクリアした。ミツバチは、果樹の受粉に欠かせないことを熟知している農家からの支援が集まった。

 長井菊芋研究所の飯沢徹代表社員(長井市)は「支援してくれた方には感謝の言葉しかない。このつながりを生かし、キクイモを通した長井市の発展に努める」、地域猫の相橋恭子さん(山形市)は「全国からこんなにお金が集まるとは思わなかった。本当にありがたい。今後の活動への励みになる」とそれぞれ話している。ミツバチの大沼さん(真室川町)は「これで無事果樹農家に供給できる。支援者の皆さまには深く感謝したい」と喜びを表現している。

[2017年5月4日掲載]