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「大蕨の棚田」を再生 CF第10号の募集開始

 山形新聞社は9日、購入型クラウドファンディング(CF)「山形サポート」の第10号プロジェクト「大蕨棚田の再生」(山辺町、グループ農夫の会)の資金募集を始めた。専用ホームページ(HP)に掲載した。連携協定を結ぶ荘内銀行から紹介を受けた。

 目標金額は50万円。募集期限は6月30日。3千円、1万円、2万円などの支援に対する返礼品として、オリジナルの手ぬぐいやブランド米「大蕨棚田米」「モンテ棚田米」、稲刈り体験などを用意している。

 同会は、「日本の棚田百選」に選ばれた山辺町大蕨地区の棚田を再生している。棚田のてっぺんまでの再生を目標に、県産の低アミロース米「里のゆき」を栽培し、オリジナル米として販売している。今回は、苗の費用確保のため、CF参加を決めた。県内外から多くの支援を求めている。

 山形サポートは、第4号「命の重さを伝える本配布」(上山市、山川喜市さん)、第5号「雪ぐらで極上の酒熟成」(尾花沢市、楽酒楽粋)、第6号「『父と暮せば』初の東京公演開催」(南陽市、古川孝さん)、第7号「フルーツワインの商品開発」(東根市、阿部利徳さん)、第8号「耕作放棄地で酒造り」(高畠町、和田地区馬頭環境保全会)、第9号「若者の就農支援」(米沢市、我妻拓也さん)の資金も引き続き募集している。

 9日現在の支援額は、本配布が目標金額150万円に対し37万円、酒熟成は120万円に対し52万1千円、東京公演は55万円に対し41万3千円、ワイン開発は128万円に対し16万5千円、耕作放棄地は50万円に対し9万円、就農支援が100万円に対し37万9千円となっている。

 このうち、4号の期限は今月19日、5号は同15日と迫っている。期限までに目標金額へ達しない場合、不成立となり、支援者には資金が戻ることになる。問い合わせは、山形新聞デジタル推進部023(622)5265。

[2017年5月10日掲載]