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「今井さんのアトリエ再生」資金募集開始

 山形新聞社は12日、クラウドファンディング「山形サポート」の第26号プロジェクト「洋画家今井繁三郎のアトリエを食と創作活動の拠点に」(鶴岡市、羽黒・芸術の森運営会議)の資金募集をホームページで始めた。

 同運営会議は、旧羽黒町出身の洋画家今井繁三郎さんの親族やボランティアで組織し、同市羽黒町仙道の旧今井繁三郎美術収蔵館「羽黒・芸術の森 今井アートギャラリー」の運営に携わる。今回は、美術収蔵館の別棟で、今井さんが生前、住宅兼アトリエとして活用した「工房いずみの」を改修し、地元食材を提供するレストランと貸しアトリエ、ワークショップ会場などに使える空間へ再生する。

 目標金額は300万円で、募集期限は3月5日。支援額に応じて、ギャラリーの1日入場券やレストランのウエルカムドリンク券、オリジナルの絵はがきなどを贈る。今井さんの孫で同運営会議代表の斎藤健太郎さんは「祖父は若いアーティストとの交流が好きだった。その息遣いが残る場所を新しい創作の場にしたい。食を切り口にアートに触れてもらったり、アーティスト同士の交流拠点になればうれしい」と語る。レストランは5月末ごろのオープンを予定している。

 山形サポートは引き続き、第24号プロジェクト「車いす利用者が入浴できる貸し切り風呂整備」(募集は今月15日まで)、第25号「ワイナリー設立へブドウの栽培面積拡大」への支援を求めている。問い合わせは山形新聞デジタル推進部023(622)5265。

[2018年1月13日掲載]