弓削寺の上に由義寺を造営 基壇下に建物跡発見、大阪・八尾

10/7 17:27
 大阪府八尾市の由義寺の塔跡=2020年7月(同市提供)

 奈良時代に称徳天皇と僧道鏡が建立した由義寺の塔跡(大阪府八尾市)の基壇下から、前身寺院に当たる弓削寺の建物跡が見つかり、市観光・文化財課が発表した。建物跡は東西の長さ約17mで、塔か金堂だった可能性がある。火災後に再建する例はあるが、大規模に整地して建て替える例は珍しいという。

 弓削寺の建物を撤去した後に、0・2〜1・5mほど土を盛って、規模を大きくした由義寺の塔基壇(1辺約21m)を造営したことが分かるという。

 近畿大の網伸也教授(考古学)は「(近くにつくった)由義宮にふさわしい塔に造り替えた可能性がある。称徳天皇の強い思いが伝わってくる」としている。

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 大阪府八尾市の由義寺の塔跡=2020年7月(同市提供)
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