藤井聡太六冠が一日駅長 被災の三陸鉄道宮古駅

5/29 17:30
 三陸鉄道宮古駅で一日駅長に就任し、出発の合図を送る将棋の小山怜央四段(左)と藤井聡太六冠=29日午前、岩手県宮古市

 岩手県宮古市で開催された将棋の第8期叡王戦5番勝負第4局に臨んだ藤井聡太六冠(20)が29日、三陸鉄道の宮古駅で一日駅長を務めた。三陸鉄道は東日本大震災で被災。同県釜石市出身で大盤解説を務めた小山怜央四段(29)とともに駅長に就任した藤井六冠は、「三陸鉄道は震災後すぐに運転を再開し、地域の復興の象徴と思っている」とあいさつした。

 制服に身を包んだ2人は駅に併設する基地を見学し、実際に車両を運転。記念撮影に笑顔で応じた。

 鉄道好きで知られる藤井六冠は「まさか実際の車両を運転するとは思わなかった。自動車の運転免許も持っていないので緊張したが、素晴らしい体験ができた」と喜んだ。

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