東京の転入超過、3年ぶりに増加 22年、3万8000人

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 東京都庁舎(中央)=東京都新宿区

 総務省が30日公表した2022年の人口移動報告によると、東京都は転入者が転出者を上回る「転入超過」が3万8023人となり、新型コロナウイルス禍で過去最少だった21年の5433人から3万人以上増えた。増加は3年ぶり。社会経済活動が次第に再開したためで、再び東京一極集中の傾向が強まった。

 東京圏(埼玉、千葉、東京、神奈川)の転入超過は9万9519人。政府は人数を年度に換算し、27年度に転入者と転出者を均衡させる目標を掲げているが、難航は確実だ。

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