パイロット養成、期間短縮 国交省、担い手確保を狙い

1/30 16:04

 国土交通省が、旅客機のパイロット資格を取得するのに必要な訓練と試験を効率化し、期間を現行の約16カ月から約13カ月に短縮する方向で検討していることが30日、国交省への取材で分かった。国内の主要航空会社ではパイロットの主力が50代で、将来の大量退職を見据えて担い手を確保する狙いがある。

 国交省によると、主要各社が運航している旅客機の操縦資格は型式ごとに異なり、実機での訓練前には「事業用操縦士」など三つの資格を取得する必要がある。実地試験が計3回あるほか、一般的にはそれぞれ約10カ月、約3カ月、約3カ月の訓練期間が設けられている。

記事・写真などの無断転載を禁じます
[PR]
[PR]