スイスの政府代表は1日、大阪市内で記者会見し、2025年大阪・関西万博に出展するパビリオンの概要を発表した。特殊なフィルムからなる五つの球体の建物内に植物や光を使った展示を配置。時計やチョコレートなど、銘品を生み出したスイスの「魔法」を表現する。
来場者が最初に訪れる球体では、スイスアルプスの自然を再現する。別の球体では開催時点の最新技術を使ったロボットや人工知能(AI)を置き、技術力を発信する方針。土産物店やバーも併設する。
フィルムを使った建物のため非常に軽量で環境負荷も低いという。フィルムは閉幕後、家具の素材などとして転用する予定。
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