JR磐越西線が全線再開、福島 鉄橋崩落以来8カ月ぶり

4/1 10:08
 約8カ月ぶりに全線再開し、濁川に架かる鉄橋を渡るJR磐越西線の車両=1日午前5時48分、福島県喜多方市

 昨年8月の大雨による鉄橋崩落で不通となっていた福島県喜多方市のJR磐越西線喜多方―山都間(9・9キロ)で1日、運行が再開された。約8カ月ぶりに全線再開した。駅や沿線では、住民らが列車に手を振って歓迎した。

 喜多方駅前では式典が開かれ、遠藤忠一市長が「地域の発展を担ってきた重要な鉄路。利活用の促進に努めていく」と話した。山都駅で列車を待っていた五十嵐静雄さん(56)は「代行バスで通院してきたが、列車の方が速いのでありがたい。高齢者や学生にはなくてはならない存在だ」と喜んだ。

 磐越西線は郡山(福島県郡山市)―新津(新潟市)の175・6キロ。

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 約8カ月ぶりに全線再開し、濁川に架かる鉄橋を渡るJR磐越西線の車両=1日午前5時48分、福島県喜多方市
 JR磐越西線の喜多方駅に到着した乗客を出迎える駅職員=1日午前、福島県喜多方市
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