福岡市教育委員会は1日、市立中学の全69校で不合理な校則の見直しを進め、制服や頭髪規定に関する男女別の記載や、ツーブロックやポニーテールの禁止など5項目について、2022年度中に全校で解消される見込みとなったと発表した。
市教委によると、21年の調査では、制服規定の男女別記載があったのは19校、頭髪の男女別は42校、ツーブロック不可・禁止規定は37校あった。同年7月以降、各校で生徒や保護者らが参加する「校則検討委員会」で見直しに取り組んできた。
下着(Tシャツ)の色に関する規定は、「白のみ」など単色指定は全校でなくなるが、色を選択制にした学校もある。
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