滋賀県野洲市立小で教員による児童へのいじめ行為が相次いだ問題で、市教育委員会は1日、再発防止のための報告書をまとめた。管理職に「教職員がそんなことをするわけがない」という意識があったことなどが要因とした。近日中に市のホームページで公開する。
報告書によると、50代の男性教諭が2022年5〜7月、授業中に質問する2年生男児に「うるさいなあ」「スルー(無視)しよう」などと週2、3回の頻度で発言。また、注意欠陥多動性障害(ADHD)だと決めつけ、保護者に発達検査を受けて服薬するよう勧めた。
報告書では、教員がその場しのぎの指導をしていたなどと指摘している。
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