筋トレ強要、海自隊員処分 「力になりたかった」

9/28 18:56

 部下に懸垂や腕立て伏せなど筋トレを強要しパワハラをしたとして、海上自衛隊大湊地方総監部(青森県むつ市)は28日、大湊弾薬整備補給所に所属する20代の男性海士長を減給30分の1(1カ月)の懲戒処分にしたと発表した。部下の体力面が不安だったとして「力になりたかった」と話している。

 総監部によると、海士長は昨年10月〜11月、勤務時間外の部下に懸垂などを強要。食堂では大勢がいる前で食事制限を強いるような発言もした。

 海士長は、部下が以前所属していた部隊で体力などを理由になじめなかったと聞いたことから、今の部隊で孤立させたくなかったと説明している。

 部下と同じ部隊の隊員が通報して発覚した。

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