パリ五輪不参加を本格協議へ ウクライナ、ロシア出場の場合

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 ドルトムントとディナモ・キーウの平和を求める親善試合を前に「STOP WAR(戦争をやめろ)」の横断幕を掲げる選手ら=2022年4月、ドイツ・ドルトムント(ロイター=共同)

 【ジュネーブ共同】ウクライナ侵攻でスポーツの国際大会から除外されたロシアとベラルーシの両国選手が戦禍の収まらない状況でも復帰を許可された場合に備え、ウクライナ・オリンピック委員会が来年のパリ五輪をボイコットする可能性について本格的に協議する方針を固めたことが31日、分かった。同委員会が各国際競技連盟(IF)に対して送った26日付の書簡で判明した。2月3日に臨時総会を開く。

 この問題では国際オリンピック委員会(IOC)が25日に「中立」の立場などの条件付きでロシア勢らの国際大会復帰を検討する方針を発表し、早急に対応を取った。

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