【ジュネーブ共同】国際オリンピック委員会(IOC)は1月31日、ウクライナへの侵攻を巡り「ロシアとベラルーシの国や政府に対する制裁は交渉の余地がない」との声明を発表し、選手の出場に条件を付けることに異議を唱えたロシア・オリンピック委員会(ROC)側に反論した。
タス通信によると、ROCのポズドニャコフ会長がロシア選手の国籍に関連した制限に反対していた。IOCは国際大会から除外されたロシア選手らについて、中立などの条件で復帰を検討しているが、国旗や国歌の使用などを禁止する措置は昨年12月の五輪サミットで全会一致で確認されたと強調した。
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