関脇霧馬山、大関昇進が決定的に 千秋楽に会議、審判部評価

5/27 20:51
 照ノ富士(奥)に寄り切りで敗れた霧馬山=両国国技館

 大相撲夏場所14日目の27日、関脇霧馬山の大関昇進が決定的になった。番付編成を担う日本相撲協会審判部が千秋楽の28日に部内で昇進を協議することで一致。関係者によると反対意見はないとみられる。ここまで11勝3敗の好成績で直近3場所合計34勝をマークし、昇進目安の33勝を上回っている。

 モンゴル出身で27歳の霧馬山は小結の初場所で11勝、新関脇の先場所は12勝で初優勝。今場所も最終盤まで優勝争いに絡む活躍だった。藤島審判部副部長(元大関武双山)は昇進への明言を避けたが「素晴らしい相撲を取っている」と高い評価を与えた。千秋楽に向け「いい相撲を見せてくれるのではないか」とした。

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