【杭州共同】杭州アジア大会で28日、囲碁男子個人の最終日の対局が行われ、一力遼二冠(日本棋院)は3位決定戦で世界トップ棋士の1人、申真ソ九段(韓国)に敗れて4位だった。先立って行われた準決勝では中国のエース、柯潔九段に敗れた。
3位決定戦は序盤から一方的な展開となり、圧倒された。一力二冠は取材に「チャンスを見いだせないまま終わってしまった。メダルを目標にしていたが内容が悪すぎた」と涙ながらに答えた。
思考力を競う「マインドスポーツ」の一つとして実施されている囲碁は29日から団体が行われ、トップ棋士をそろえた日本がメダルに挑む。
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