【ブリュッセル共同】フランスのマクロン大統領は24日、4月上旬に予定する中国訪問に関し、欧州連合(EU)のフォンデアライエン欧州委員長に一部日程の同行を提案したと明らかにした。「欧州の結束した立場を示すため」としている。欧州委報道官は、委員長が同行すると確認した。
対中国外交で重みを示すには、フランス1国だけでは不十分との認識がある。マクロン氏は2019年に中国の習近平国家主席がパリを訪れた際にも当時のドイツのメルケル首相、ユンケル欧州委員長を招き、習氏と4者会談を行った。
ブリュッセルで開かれた記者会見でマクロン氏は「欧州内の調整を重視している」と説明。
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