和平条約草案を確認と報道 「中立、外国兵器認めず」

3/2 07:00
 ブリュッセルのNATO本部で記者団の質問に答えるウクライナのゼレンスキー大統領(左)=2023年10月(AP=共同)

 【キーウ共同】米紙ウォールストリート・ジャーナル電子版は1日、ロシアがウクライナに侵攻してから50日後に、両国の交渉担当者がまとめた和平条約の草案を確認したと報じた。ウクライナは北大西洋条約機構(NATO)のような軍事同盟に加わらず永世中立国となり、外国兵器は配備しないことなどが盛り込まれていたという。

 交渉は決裂し、戦争は長期化している。タス通信によるとロシアのペスコフ大統領報道官は1日、「当時と現在とでは条件が変わり、もう草案に現実味はない」とコメントした。

 17ページの草案は2022年4月15日付。ウクライナが欧州連合(EU)加盟を目指すことは可能とするが、軍事同盟入りはしないとした。外国兵器を国内に配備せず、ウクライナ軍の規模縮小も盛り込まれた。ロシアは兵士や戦車の数、ミサイルの最大射程などを制限しようとしていたという。

 ロシアが14年に併合した南部クリミア半島はロシア勢力圏に置くとされた。占領下にあったウクライナ東部地域は言及されず、両国首脳の交渉に委ねることになったとしている。

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